名前は「日比谷」ですが、鎮座するのは新橋。
かつて日比谷にあったそうです。
江戸城築城に際し日比谷御門を造園することとなり、芝口に遷座。平成21年環状2号線建設によって現在の地に社殿が造営されました。
社殿は真新しいですが、歴史ある古社です。
新橋駅近くに鎮座する烏森神社から歩いてすぐの場所にありますので、ぜひあわせてお参りしてみてください。
Contents
日比谷神社の御由緒・御祭神・御利益
日比谷神社の御由緒
当日比谷神社は、古くから旧麹町区日比谷公園の大塚山という所に鎮座し、日比谷稲荷明神旅(さ)泊(ば)稲荷明神と称しておりました。慶長11(1606)年、江戸城築城に際し日比谷御門を造営することとなり、氏子と共に芝口に移動となりますが、町名は従来のまま、日比谷となっておりました。
しかし、寛永7(1630)年、新橋に新しく芝口御門を造営することになり、町名も日比谷町から芝口町へと改称することになりましたが、神社の社号は変えることなく現在に到ります。
芝口の地に御鎮座して四百有余年となる古社であります。引用:公式サイト
平成21年に、都市道路計画(環状2号線)の建設により、御社殿を東新橋二丁目に建造されました。引用:公式サイト
創建の年代は不明ですが、400年以上の歴史ある古社です。江戸時代には多くの大名たちからも崇敬を集めました。別名「鯖稲荷」とも呼ばれています。
日比谷神社の御祭神
- 豊受大神(とようけのおおかみ)
伊勢神宮外宮に祀られる五穀をつかさどる神様です。
▽【祓戸四柱大神:はらいどのよつばしらのおおかみ】
- 瀬織津比賣大神(せおりつひめのおおかみ)
- 速開都比賣大神(はやあきつひめのおおかみ)
- 気吹戸主大神(いぶきどぬしのおおかみ)
- 速佐須良比賣大神(はやさすらひめのおおかみ)
祓(はらい)を司る神様で、葦原中国(あしはらのなかつくに=日本の国土)のあらゆる罪・穢を祓い去ってくれる神様です。
日比谷神社の御利益
- 虫歯封じ
- 厄除開運
日比谷神社の例祭日
5月第2週の金・土・日
日比谷神社の御朱印
- 【初穂料】300円
- 【受付時間】9:00〜17:00(不在の時間あり/要確認)
御朱印は社殿右手の社務所にていただくことができます。
残念ながら社務所は不在のため御朱印はいただけず。また次回に!
日比谷神社の最寄駅とアクセス
- JR山手線・東海道線・京浜東北線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋駅」 徒歩5分
- ゆりかもめ線・都営大江戸線「汐留駅」 徒歩3分
最寄は新橋または汐留。私は新橋駅から向かいます。
線路に沿って歩いて行きます。ガード下にずらりと並ぶ飲食店。おじさんたちが集う店。決して綺麗ではないですが、味があって好き。
交通量の多い大きな交差点に、日比谷神社は鎮座しています。
日比谷神社の境内へ
背後に高層ビルをしょった日比谷神社。いかにも大都会!といった感じの神社で、真っ赤な鳥居がどことなく異世界への入り口のように感じます。
御手水で身を清めていざ、お参りを。
日比谷神社の社殿は平成21年に造営されたばかり
平成21年に造営されたばかりの真新しい社殿が迎えてくれます。
社殿右手に社務所があり、こちらで御朱印やお守りをいただくことができます。不在の時間があるので絶対に御朱印が欲しい方は事前に電話をした方がいいかも。
日比谷神社の境内社
社殿左手に境内社があります。小さな稲荷神社。
稲荷神社の前には苔むした古い狛犬が一対。眉毛がくっきりした狛犬さんです。
日比谷神社の基本情報
所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋2-1-1 |
Tel | 03-3433-2034 |
最寄駅 | JR山手線・東海道線・京浜東北線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋駅」 徒歩5分 ゆりかもめ線・都営大江戸線「汐留駅」 徒歩3分 |
駐車場 | なし |
公式・公式サイト | http://www.hibiyajinja.com/ |
御朱印 | あり/初穂料 |
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