【芝東照宮】で御朱印を拝受、東照大権現を祀る東京の東照宮【港区芝】

東照宮と言えば、日光東照宮が思い浮かびますが、東京にも東照宮があります。上野東照宮と芝東照宮。

祀られているのはもちろん東照大権現こと、徳川幕府初代将軍、徳川家康です。今日は德川家の菩提寺である増上寺にお参りした後、近くにある芝東照宮にもお参りし、御朱印を拝受してきました。

ちょうど週末に日光東照宮に行く予定だったので、徳川つながりで(笑)

芝東照宮

増上寺のすぐ隣にあります。オフィス街なので、平日はサラリーマンの姿が数多く見られます。この日はちょうど、会社のお昼休みの時間帯にお参りしたせいもあり、参拝客にもサラリーマンが多かったです。

何といっても祀られているのは徳川家康。江戸幕府を開き、長い平和の世の礎を築いた人物です。出世運や仕事運UPは間違いなし。

四大東照宮って、どの神社を指すの？

東照宮は全国にありますが、代表的な4つの東照宮を四大東照宮を呼びます。四大東照宮は以下の通りです。

芝東照宮の御由緒

芝東照宮は当初増上寺境内に勧請されました。増上寺は天正18年（1590年）家康の江戸入府の際に、德川家の菩提寺に定められました。

現在地に移転したのは慶長3年（1598）の江戸城拡張工事の際。それまでは日比谷に鎮座していました。江戸時代は「安国殿」と呼ばれていましたが、これは家康公の法名「一品大相国安国院殿徳蓮社崇誉道大居士」によるものです。

明治初期に神仏分離のため増上寺から分かれ、名を東照宮と称しました。

芝東照宮の御祭神

御神体は家康が60歳を迎えた時に自ら命じて彫らせた等身大の寿像ですが、第二次世界大戦で御神木の大銀杏とともに消失を免れました。

その時の空襲で、社殿は焼失しているのですが、御神体は焼けなかったそうです…。さすが、というか家康公のパワーがすごい！

芝東照宮の御利益

何といっても日本のトップにまで登りつめた家康公です。戦国時代の乱世を終わらせ、天下に太平をもたらした人物。出世を願う人はぜひ、家康公にお参りを。

芝東照宮の御朱印

しっかり「ミつ葉葵」が描かれています。整った綺麗な字。
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芝東照宮のアクセス

一番近いのは都営三田線の柴尾公園駅のA4出口。

出口を出たらすぐそこに芝東照宮はあります。大きな通りに面して、社号標があります。

東照宮の狛犬

社号標の近くに1対の狛犬。背中一面をカールした毛並みが覆う狛犬。（←超くせっ毛！）

背中だけじゃなく、足も毛に覆われているようですね。クリンクリンしていて、特徴的な外観です。狛犬にも神社ごとで個性があり、いつも今日はどんな狛犬に会えるかな？と楽しみにしてます^^

鳥居

鳥居の両脇が駐車場になっちゃってるのが、ちょっと残念…。

芝東照宮の境内へ

鳥居をくぐり、参道を歩いていくと、緑の木々に囲まれるように芝東照宮が鎮座しています。都会の真ん中とは思えないほどのこんもりした木々に、社殿の赤が映えます。

ソメイヨシノは終わっていましたが、八重桜がまだまだ見頃でした。

晴れた青空を背景に、ピンクの花びらが映えます。

「芝東照宮」と描かれた提灯には、德川家の家紋「三つ葉葵」がしっかり描かれています。

御手水で身を清めて、いよいよ参拝です。

芝東照宮の社殿

日光東照宮のように色鮮やかな社殿。

寛永18年（1633年）当時の社殿が残っていましたが、昭和20年5月25日の空襲で焼失したそうです。現在の社殿は昭和44年に再建されたもの。

社殿にも金色の「三つ葉葵」が刻まれていました。

御朱印は社殿左側にある、こちらの社務所にていただけます。

戦争を逃れた大銀杏は三代将軍家光が植えたと伝わります。

境内にある、この大きな銀杏は東京都の指定天然記念物に指定されており、三代将軍家光公が植えたものだと伝わっています。

社殿が焼失した空襲の際に、焼けずに残ったのだそうです。さすが徳川家のパワーがすごい。

咲き誇る八重桜

花の命は短し

芝東照宮の基本情報

Google マップ