駒込富士神社に参拝をしてきました。
駒込駅から少し歩いた閑静な場所にあり、富士塚の上に社殿が建っています。
富士塚は離れた場所から見ても高さがあるのがわかる大きさ。周囲には富士山から運ばれた溶岩が積まれており、ごつごつとした荒々しい雰囲気を漂わせています。
Contents
駒込富士神社の見どころ
駒込富士神社の御由緒
建立年の詳細は不明ですが、富士山に見立てた富士塚の上に社殿があります。こんもり盛り上がった富士塚は前方後円墳だったとも伝わります。
天正元年(1573年)、本郷村の名主の夢枕に木花咲耶姫が立ち、現在の東京大学の地に浅間神社の神を勧請した 。寛永5年(1628年)、加賀前田氏が屋敷(上屋敷になったのは明暦の大火以降)をその地に賜るにあたり、浅間社を一旦、屋敷の外の本郷本富士町[2]に移し、その後現在地に合祀した(時期不詳)。引用:Wikipediaより
現在においても「お富士さん」の名前で親しまれている駒込富士神社は江戸期の富士信仰の拠点でした。駒込富士神社は元は本郷にあり、現在その地には元富士神社が鎮座しています。
一富士二鷹三茄子の由来と言われている
一説によると初夢に見ると縁起がいいもの「一富士、二鷹、三茄子」の「一富士」は駒込富士神社のことだそうです。
かつてこの周辺には鷹匠屋敷があり、駒込茄子が名産物であったことが由来になっているそう。
駒込富士神社の御祭神
- 木花咲耶姫
日本神話に登場する女神で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻。
駒込富士神社の御利益
- 縁結び
- 子宝
- 子育て
- 安産
駒込富士神社の例祭日
6月30日~7月2日に山開きが行われ、参道には露店が立ち並ぶ。山開きの時期だけ、御朱印を拝受することができます。(それ以外の時期は徒歩4分ほどの場所にある駒込天祖神社にて)
駒込富士神社の御朱印
- 【初穂料】300円
- 【受付時間】9:00~17:00
▽山開き(6/30~7/2)以外は近くの駒込天祖神社にていただけます。
駒込富士神社へのアクセス
- JR山手線/東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩9分
- 都営三田線「千石駅」徒歩10分
- 東京メトロ南北線「本駒込駅」徒歩10分
JR駒込駅北口から本郷通りを南へ進みます(東京メトロ南北線だと一番出口が近いです)
六義園を右手に見ながら進み、「富士神社入口」の標識が見えたら、左に曲がり、大通りから1本中に入ります。
本郷通りから1本を中に入ると静かな住宅街が広がっており、少し歩くと石造りの一の鳥居が見えてきます。駒込富士神社に到着!
一礼をして鳥居をくぐり、境内に入ります。
駒込富士神社の境内へ
鳥居をくぐると、広い空間が広がっており、参道の脇には大きな御神木が立っていました。
手水舎は水がありませんでしたが、蛇口をひねれば水が出そうです。
元は古墳?!立派な富士塚の上に社殿があります
参道の先にはこんもりとした丘(=富士塚)があります。駒込富士神社の社殿はこの富士塚の上にあるんです。この富士塚は元は古墳だったそうですよ!
地面がこんもりと盛り上がっており、階段はかなり急です。脇にある坂道を登って上に行くことも可能ですのでムリはなさらないように!
富士塚の周辺に積まれたゴツゴツとした石は富士山から運んだ溶岩です。住宅街にこれほどに本格的な富士塚があることに驚いてしまいますね。
岩と木々に包まれた富士塚の存在感は抜群です。
▽赤い色で文字が刻まれた石碑
▽謎の穴がありました…。あの奥には何があるのだろう…?
急な階段を登りきると、二の鳥居があります。境内は人気も少なく、空気が少しひんやりとしているようでした。
駒込富士神社の社殿
社殿は第二次世界大戦で焼失、戦後に再建されました。
境内社
仇討で有名な曽我兄弟が祀られている曽我霊社
普段は扉が閉ざされている下浅間社
下浅間社(赤堂)は普段は扉が閉ざされていますが、山開きの間は扉が開かれるそうです。
御朱印・授与品は駒込天祖神社にて
駒込富士神社は山開きの期間以外(6/30~7/2)は無人の神社です。御朱印や授与品は近くの駒込天祖神社にていただけます。
▽「駒込は一富士二鷹三茄子」と描かれた御朱印帳。お正月じゃなくても縁起がよさそうな気がしますね(笑)
駒込富士神社の基本情報
所在地 | 東京都文京区本駒込五丁目7-20 |
Tel | 要確認 |
最寄駅 | ・JR山手線/東京メトロ南北線「駒込駅」 から徒歩約9分 ・都営三田線「千石駅」から徒歩約10分 ・東京メトロ南北線「本駒込駅」から 徒歩約10分 |
駐車場 | あり |
公式・公式サイト | – |
御朱印 | あり/初穂料300円(山開き期間以外は近くの駒込天祖神社にていただける) |
メモ | 一富士二鷹三茄子の「富士」は駒込富士神社の富士塚だと言われる |
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