東京都中央区にある水天宮にお参りして御朱印をいただいてきました。
水天宮は安産・子授けの御利益があることで有名な神社で、日本橋七福神の1社(弁財天)です。
日本橋七福神についてはこちら
【日本橋七福神】とは日本橋七福神めぐりは通年で行うことができます。実際に参拝した時の記録はこちらをごらんください。
(準備中)
- 水天宮(弁財天)←今回はここ!
- 松島神社(大国神)
- 茶の木神社(布袋尊)
- 末廣神社(毘沙門天)
- 小網神社(福禄寿・弁財天)
- 笠間稲荷神社(寿老神)
- 椙森神社(恵比寿神)
- 宝田恵比寿神社(恵比寿神)
Contents
水天宮の御由緒・御祭神・御利益と見どころ
御由緒
水天宮の創建は文政元年(1818年)。久留米藩主第9代藩主有馬頼徳が地元久留米の水天宮を三田赤羽の久留米藩上屋敷に勧請したことが始まりです。これは有馬頼徳が参勤交代の折に江戸で水天宮にお参りできるようにと願ったためです。
水天宮は上屋敷の中にありましたので、一般の人々はお参りできません。しかし、塀越しにお賽銭を投げる人が数多くいたそうです。その姿を見た当時の藩主が毎月5日に屋敷の門を開いて、一般の方々のお参りを許しました。大名の御屋敷が庶民に解放される…当時では異例のことでした。
この藩主の優しさから「なさけありまの水天宮」という言葉が産まれたそうです。「恐れ入り谷の鬼子母神」の続き、です。
御祭神
- 天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
- 安徳天皇(あんとくてんのう)
- 建礼門院(けんれいもんいん)
- 二位ノ尼(にいのあま)
天御中主大神は天地開闢(かいびゃく)の際に高天原に最初に現れた神様です。
安徳天皇は平清盛の孫にあたる人物でわずか8歳(数え年)で、平家が滅亡した壇ノ浦で祖母の二位ノ尼と共に入水して果てました。
建礼門院は安徳天皇の母で平清盛と二位ノ尼の娘にあたる人物で、18歳で高倉天皇の中宮となった女性です。
大河ドラマ『平清盛』を欠かさず観ていましたので、ぜひともお参りしたいと思っていました。ドラマでは二位ノ尼(時子)は深田恭子さん、建礼門院は二階堂ふみさんが演じていました。
御利益
- 安産・子授け
東京で安産・子授けの神社ならココ!というくらい有名な神社です。この日もマタニティマークを付けた女性の姿が見られました。特に戌の日は安産祈願の参拝客が増えるようです。
例祭日
- 5月5日
水天宮の御朱印
- 【初穂料】500円
- 【授与時間】8:00~18:00
社務所にていただけます。水天宮では通常の御朱印と七福神(弁財天)の御朱印がいただけます。茶の木神社(布袋尊)の御朱印も水天宮でいただけます。
【通常の御朱印】
2016年12月23日拝受
【七福神めぐり・弁財天の御朱印】
2016年12月23日拝受
オリジナル御朱印帳があります
七福神めぐり用として、水天宮にてオリジナルの御朱印帳を購入しました。初穂料は2,000円です。
一緒に写っている白い小さな袋は御饌米。お米が入っておりご飯を炊くときに混ぜ込んでいただけます。
水天宮の最寄駅とアクセス
最寄駅
- 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」 10分
- 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」 10分
- 駐車場あり(有料・40台)
半蔵門線水天宮前駅からスタートしました。水天宮前駅の5番出口から、地上にあがります。
と、見上げれば、すぐそこに水天宮!見えているので迷う心配もありません(笑)水天宮の敷地に沿って、歩いていきます。
新年を迎える準備が進んでいるようで、「謹賀新年」のちょうちんが並んでいました。
白い壁には可愛らしい模様が。優しくて清潔な感じがしますね。
水天宮は2016年に建て替えられたのですが、最新の技術を用いた免震建築物なんですよ!こうやって新しいものを取り入れながら、未来に受け継がれていくのですね^^
そのまま歩いていくと、入り口があり、御由緒について書かれた看板がありました。都会の神社という雰囲気です。ここから入ってもいいのですが、正面から境内に入りたいのでさらに敷地に沿って歩きます。
社号標があり、ここから先に進むと社殿の正面に出ます(表参道)
いざ!
階段を上がると、大きな鳥居があり、その先に近代的な境内がありました。とってもシンプルで、真新しくてきれい!
さ、軽く一礼して鳥居をくぐり、境内に入ります。
水天宮の境内へ
胸板が厚い!筋肉ムキムキ、いかつい狛犬
胸筋ムキムキ、筋肉隆々の強そうな狛犬。胸板あついが!
こちらの狛犬は子供を守っているんですね。外観はいかついけれど優しさが伝わってきます。
境内に入って左手すぐに御手水があります。こちらで身を清めます。
普通のビルのような社務所&待合所
こちらが水天宮の社務所です。ぱっと見る感じでは神社には見えませんよね。現代的なビルみたい。御朱印や御祈願の申し込みはこちらの社務所いて。
戌の日ではない普通の休日ですが、参拝客は多かったです。御朱印は5~6人の行列ができていました。
2016年に完成した真新しい社殿
水天宮では江戸鎮座200年の記念事業として建て替えが行われました。現在の社殿は2016年4月に完成したもの。
真新しい木材の美しいこと!ぴかぴかです。
安産子育河童
赤ちゃん河童がママにしがみついている可愛らしい河童の像です。
子宝いぬ
甘える子犬を優しく見守る母犬の銅像。母犬像の周囲を取り囲むように十二支があり、自分の干支をなでると御利益があるといわれているそうです。
境内から振り返ってみた光景はこんな感じ。9時30分を越えたあたりからぐっと参拝客が増えました。境内の写真をゆっくり撮りたい方は9時すぎくらいに訪れるといいかも。
水天宮の境内社
水天宮には境内社がいくつかあります。
宝生弁財天
3つの社
3つ並んだ小さな境内社、左から秋葉神社・火風神社・高尾神社。境内社も社殿同様に真新しく、気持ちが良いです。
水天宮 まとめ
2016年に建て替えられたばかり、という真新しく美しい社殿が迎えてくれます。きっと時間の経過とともに白い木材も色が変わっていくのでしょう。
私がいなくなった東京で、水天宮はきっと多くの人に愛され続けていくことでしょう。これから先も長く確実に未来に受け継がれていくに違いありません。
人気の神社だけあって参拝客が多いです。安産・子授けの御利益がいただける、ということで、カップルや家族連れの姿が多く見られました。
第二子の安産の御祈願なのかな?小さなお子さんを連れたご夫婦や妊娠中の娘さんとその母など、なんだか幸せそうで、私も優しい気持ちをおすそわけしていただきました。
神社を出て、道路を渡って撮った一枚です。
水天宮の基本情報
所在地 | 〒103-0014 東京都中央区日本橋蠣殻町2-4-1 |
Tel | 03-3666-7195 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」 10分 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」 10分 |
駐車場 | あり |
公式・参考サイト | http://www.suitengu.or.jp/ |
御朱印 | あり/初穂料500円(茶の木神社の御朱印もいただけます) |
メモ | 日本橋七福神の弁財天/ |
おまけ:重盛の人形焼
『重盛』はガイドブックにも取り上げられている人気の人形焼のお店です。自宅用として人形焼を2つ買いました。散歩しながら食べている人の姿もチラホラ。
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