【三光稲荷神社】の境内には招き猫がずらり！失せ猫探しの御利益があり【中央区・日本橋】

中央区人形町にある「三光稲荷神社」にお参りをしてきました。

三光稲荷神社はとても小さな神社で、大通り(日本橋通り）から細い路地を１本入った、住宅街の狭間にあります。水天宮や笠間稲荷神社など、日本橋七福神の神社のすぐ近くにあるので、七福神巡りの際にあわせて訪れてみてください。

とってもかわいい招き猫が迎えてくれますよ～。

Contents

三光稲荷神社

三光稲荷神社は小さな神社ですが、創建の歴史は江戸時代にまでさかのぼります。江戸落語にも登場するなど、地元の人に愛されてきた神社です。

中村屋に出演していた大阪の歌舞伎役者、間三十郎が伏見より勧請したと伝わる当神社は「江戸惣虎子」元禄２年（1689年）には記載があるところから、創建はそれ以前と推測される。出典：三光稲荷神社御由緒より

三光稲荷の「三」の字は間三十郎の「三」から取られているんだそうです。

江戸時代、三光稲荷神社の近隣には吉原や歌舞伎小屋の中村屋、市村屋、更には操り人形や人形浄瑠璃の小屋がありました。

そのような経緯からでしょうか、当時から女性や子供、芸妓さんなどが多く参拝する姿が見られたそうです。江戸落語には「三光新道」「三光神社」が登場します。

三光稲荷神社にお祀りされているのはこんな神様です。

大正13年の区画整理の折に、旧長谷川町と旧田所町が合併して、現在の堀留町2丁目になったため、田所大明神も三光稲荷神社に祀られています。

飼い猫がいなくなってしまった時に、お願いをすると、御利益があるとされています。珍しい御利益ですね。

そのため、いなくなってしまった猫が戻ってきたお礼に奉納された、小さな招き猫がずらりと並んでいます。

三光稲荷神社は通常は無人の神社ですが、近くの化粧品店「オキナ」さんで置き書をいただくことができます。初穂料は300円。

参拝後、さっそくオキナさんに向かったのですが、、、。

ざーんねん！この日はオキナさんが定休日でした。というわけで、御朱印はいただけず…。

オキナは日曜日・祝日・第1・3土曜日が定休です。三光稲荷神社の御朱印をいただきたい方は定休日以外にお店に行きましょう！

日本橋通りから１本、細い路地を入ります。こちらが「三光新道」と呼ばれている三光稲荷神社に続く参道になります。わかりやすいアーチがあります。

ここから歩いてすぐの場所に三光稲荷神社があります。

住宅街の狭間にある、小さな神社ですが、真っ赤な鳥居がぱっと目を引きます。

▽神社の門にあるゴールドの御紋。

鳥居の両脇に１対の狛犬が鎮座しています。

真っ赤な舌と目元が、強そうな印象を残す狛犬です。

三光稲荷神社の社殿です。小さいですが、木の温かみを感じさせてくれます。

境内は手入れが行き届き、居心地のいい場所です。住宅街の間にあるので、大きな木はありませんが、鉢植えがずらりと並んでおり緑に癒されます。

▽社殿脇のたくさんの招き猫たち。

多くの飼い主たちが失せ猫が戻ってくることを願って祈願したのでしょうね。可愛がっている猫が、もしいなくなってしまったら、ぜひ三光稲荷神社にお参りしてみてください^^

所在地	東京都中央区日本橋堀留町２丁目１−１３
Tel	なし
最寄駅	東京メトロ日比谷線人形町駅都営地下鉄浅草線人形町駅東京メトロ半蔵門線水天宮前駅
駐車場	なし
公式・公式サイト	–
御朱印	近くの化粧品店「オキナ」にて/初穂料300円
メモ	猫にまつわる願いごとを叶えてくれる神様。境内に招き猫がずらり”