中央区日本橋にある宝田恵比寿神社にお参りしてきました。
日本橋七福神の恵比寿担当は椙森(すぎのもり)神社だけでなく、この宝田恵比寿神社も恵比寿担当です。
恵比寿がかぶっているのですが、メインは椙森神社で、宝田恵比寿神社はサブ的な存在のようです。
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宝田恵比寿神社
飲食店とコインパーキングの間にある小さな神社で、神田明神の兼務社。毎年10月には東京の秋の風物詩と言われる「べったら市」でにぎわいます。(べったら市についてはこちら⇒)
2018年は10月19日・20日の開催で、10万人の人出が見込まれています!開催時間は12:00~21:00です。
日時:2018年19日・20日
時刻:12:00~21:00 もっと詳しく⇒
宝田恵比寿神社の御由緒
正確な創建年代は不詳ですが、慶長11年(1606年)の頃、今から400年以上前は江戸城外宝田村の鎮守様でした。(宝田村は現在の皇居前のあたり)
徳川家康が江戸城を拡張する際に、宝田・祝田・千代田の3つの村の転居を命じ、宝田神社も現在の場所に移転しました。この時、住民を引率して大伝馬町に移転させたのは馬込勘解由(かげゆ)という人物です。
この馬込勘解由(かげゆ)は家康が江戸に入府する際、三河から随行して数々の功績をあげました。その数々の功績のために馬込勘解由は、家康から恵比寿像を賜ります。この恵比寿像は運慶作とも左甚五郎作とも伝えられ、平穏守護の御神体として宝田神社に安置されています。(参考文献:宝神社御由緒書きより)
宝田恵比寿神社の御祭神
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)
- 大国主命(おおくにのぬしのみこと)
- 大巳貴命(おおなもちのみこと)
- 素戔嗚命(すさのおのみこと)
- 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
宝田恵比寿神社の御利益
商売繁盛・家族繁栄・火防
宝田恵比寿神社は東京の秋の風物詩「べったら市」で有名
東京の秋の風物詩、毎年10月19日・20日に行われる「べったら市」。その名の由来にもなっている「べったら漬け」のお店など、約500件というたくさんの露店が出店します。
べったら漬けは大根の浅漬けで、名前の由来は「べったり運がつく」から来てるそうです。
宝田恵比寿神社の御朱印
普段は無人で御朱印をいただくことはできません。御朱印がいただけるのは以下の年に2回に限られます。
- 正月:1月1日~7日
- べったら市:10月19日・20日
宝田恵比寿神社へのアクセス
- JR総武線 新日本橋駅 徒歩3分
- 日比谷線 小伝馬町駅 徒歩2分
- 半蔵門線・銀座線 三越前駅 徒歩7分
一番近いのが日比谷線小伝馬町駅です。細い路地にあるので、少々わかりづらいです。
スマホとにらめっこしながら、宝田恵比寿神社に到着(笑)石造りの鳥居と社号標が迎えてくれました。スマホがなければ、「でかける」ハードルはぐっと上がりそうです^^;
宝田恵比寿神社に参拝!
「BETTARA STAND 日本橋」という飲食店とコインパーキングに挟まれた、小さな神社が宝田恵比寿神社です。鳥居をくぐれば、すぐに社殿です。狛犬もありません。
小さな水盤があります。こちらで手を清めましょう。
▽宝田恵比寿神社の御祭神がずらり。力のある神様が並んでいます。
宝田稲荷神社も合祀されているのですね。
▽宝田稲荷神社の御由緒
宝田恵比寿神社の社殿
あまり神社らしくないというか、珍しい建物外観です。木造でもなく、鉄筋コンクリートでもなく…。
▽提灯には「日本橋べったら市」の文字があります。
▽結ばれたおみくじ
宝田恵比寿神社の隣には「BETTARA STAND」。確実に隣の宝田恵比寿神社を意識してる感じ。べったら漬けをもつ、かわいらしい恵比寿様のイラストが目を引きます。
宝田恵比寿神社の基本情報
所在地 | 〒103-0023 東京都 中央区 日本橋本町3-10 |
Tel | – |
最寄駅 |
|
駐車場 | なし(隣がコインパーキング) |
公式・参考サイト | http://www.nihonbashi-edoya.co.jp/bettara2.html |
御朱印 | あり/ |
メモ | 東京の秋の風物詩「べったら市」で有名 |
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