東京都台東区浅草橋に鎮座する銀杏岡八幡神社に参拝、御朱印をいただいてきました。
銀杏岡八幡神社は「銀杏八幡さま」の愛称で親しまれる神社です。小さいけれど、澄んだ空気の静かな神社で、ほっと心を落ち着かせてくれます。
Contents
銀杏岡八幡神社の御由緒・御祭神・御利益と見どころ
銀杏岡八幡神社の御由緒
源義家公 奥州征伐のため下向の折、当地で休憩中川上より銀杏の枝が流れてきた。義家公はその枝を丘の上にさし立て「朝敵退治のあかつきには枝葉栄うべし」と祈願した。奥州平定の後再びこの地に帰り至ったとき銀杏が大きく繁茂していたので公は神恩に感謝し太刀一振を捧げ、八幡宮を勧請したのが、康平五年(1062)で当社の創祀と伝える。引用:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/3131/
この御由緒にある銀杏の木は成長して大樹となり、隅田川を上り下りする船や街道を行く人々のよい目標となっていたそうです。しかし、大銀杏は延享2年(1745年)に台風で中ほどから折れてしまいます。その後、高さ6メートル位を残して繁茂していましたが、文化3年(1804年)の大火で焼失してしまいました。
大銀杏はなくなってしまいましたが、境内には今も大きな銀杏の木があり、秋になると黄色く色づいた美しい姿を見せてくれます。
銀杏岡八幡神社の御祭神
- 誉田別皇命(ほんだわけのみこと)
- 武内宿祢命(たけのうちすくねのみこと)
銀杏岡八幡神社の御利益
- 商売繁盛
- 学業成就
- 健康長寿
- 家内安全
銀杏岡八幡神社の例祭日
- 6月第1土曜・日曜
銀杏岡八幡神社の御朱印
- 【初穂料】500円
- 【授与時間】9:00~16:30
御朱印は境内左手にある社務所にていただくことができます。
2018年10月8日拝受
銀杏岡八幡神社の最寄駅とアクセス
- JR総武線
- 地下鉄浅草線「浅草橋駅」 徒歩1分
JR浅草橋駅東口または都営浅草線A3出口が一番近いです。歩いて1分ほど。駅近くの繁華街から少し入った場所にあります。
銀杏岡八幡神社の境内へ
先ほどまで感じていた繁華街の喧騒がうそのように感じられます。ふっと別世界にはい込んだような、静寂に包まれた神社です。
石造りの鳥居が迎えてくれます。一礼をして鳥居をくぐり、境内へ入ります。
鳥居の両脇に一対の狛犬。焦点が定まらないような、どこを見ているかわからないような表情が印象に残ります。左側の狛犬の足元には子供の狛犬。
対になっていない狛犬がいました。こちらの方が古くて少し欠けているように見えるので、もう一頭は失われてしまったのかもしれません。どことなく寂しげに見えてしまいますね。
鳥居からまっすぐ伸びる参道は社殿の脇に続いています。
手水舎で身を清め、お参りを。
銀杏岡八幡神社の社殿
白いコンクリート造りの社殿。両脇には大きな銀杏の木があります。
▼銀杏岡八幡神社の御由緒
社殿側から境内を振り返って一枚パチリ。鳥居の向こう側は飲食店が立ち並ぶ繁華街。鳥居が結界のようになり、賑やかで生活感あふれる世界から隔絶されているようです。こじんまりした神社ですが、手入れが行き届いており空気が澄んでいるように感じます。ほっと心が落ち着く場所。
御朱印・授与所は境内の左手の社務所にて。ドアが閉まっているときはインターフォンを押せば神職の方が対応してくださいます。
▼御朱印を待つ間、こちらで休憩をさせていただきました。
銀杏岡八幡神社の境内社
此葉稲荷神社(このはいなりじんじゃ)
▼小さなお稲荷さんがいます。小さいですが雰囲気のいいお稲荷さんですので、ぜひこちらにもお参りを。
静かで澄んだ空気に癒されました。美しい御朱印です。
銀杏岡八幡神社の基本情報
所在地 | 〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-29-11 |
Tel | 03-3851-1691 |
最寄駅 | JR総武線・地下鉄浅草線「浅草橋駅」 1分 |
駐車場 | なし/近くにコインパーキングあり |
公式・公式サイト | http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/3131/ |
御朱印 | あり/初穂料:500円 |
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